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エコストーブは、コンパクトでありなが、とても強い火力を得られます。

それでいて、低燃費。

その秘密は、ロケットストーブの原理で作られているからです。

ロケットストーブといっても、いろんな形がありますよね?
よく見るロケットストーブは、背が高い物が多いです。
それは、煙突が長くなると効率が良くなるからです。

では、エコズームは、高さがないのに、どうやって効率を良くしているのでしょうか?

その答えは、徹底した断熱構造です。

ロケットストーブは、煙突の長さと断熱性能によって、効率が決まります。

エコズームは、断熱構造を突き詰めることで、コンパクトな筐体で、効率を高めました。
炉の中の温度が保たれることで、燃えた木の有毒ガスもさらに燃料として燃焼させてしまうため、嫌な臭いや煙もとても少ないのです。

エコズームは、Aprovecho Research Centerとの共同開発。
ARCの目的は、発展途上国の生活の質の向上・安全性を高めること。
そして、可能なかぎり効率のよいストーブの開発、クリーンな燃焼を目指して研究を行っています。
https://www.pciaonline.org/aprovecho

 

エコズームは、背が低いことが、大きなメリットなのです。

それは携帯性と安全性。

コンパクトだから、RVやワンボックスじゃなくても、乗用車のトランクにすっぽり収まります。

また、大きな鍋で、熱々のお湯をわかすところを想像してください。
エコズームなら、どっしりと低重心で、重い鍋を載せても安定感抜群です。

ところが、首(煙突)の長いロケットストーブに、熱々のお湯が湧いている鍋を載せると、とても不安定。
もしも皆様のお子様が、背の高い煙突の上に載った鍋の中のものを取る様子を想像してみてください。
熱湯が湧いた鍋が落ちる場面が頭に浮かび、とても恐怖を感じます。

エコズームは、日本ではアウトドアや防災を主眼に利用されていますが、毎日の食事を炭や薪で作る必要のあるアフリカなどの発展途上国では、毎日使う道具として、安全性がもっとも重要なのです。火事や火傷、煙や有害ガスによる事故が起こりにくいことは、とても大切なことなのです。

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